特定非営利活動法人shiningについて

「地域で子どもを見守る」をモットーに、鈴鹿子ども食堂「りんごの家」と不登校支援の「みんなの居場所 ラピュタすずか」を軸とした乳幼児から若者までを対象とする多様な居場所づくりに取り組んでいます。
国籍も性別も年齢も超えて、多くの人々が繋がり合うことで、みんなの“大変”を“ちょっと”に変えていく――そんな居場所づくりを通して、子どもも親も孤立化させない、誰もが安心して暮らしていける地域づくりをめざしています。

【理事長あいさつ】
豊かな時代と言われるこの時代ですが、生きづらさを感じている子どもたちがたくさんいることを日々感じております。私たちが小さかった頃は、地域で助け合いながら子どもを見守り、育てていたように記憶しています。確かに日本は、経済的に豊かになったかもしれません。果たして心まで豊かになったのでしょうか?
私たちは経済的に恵まれていたら豊かだとは思いません。反対に経済的に厳しいから豊かでないというわけでもありません。地域のコミュニティが形成され、子どもたちが未来に希望を持てるような地域になることを願うばかりです。微力ではありますが、地域コミュニティを形成し、子育てしやすい、そして子どもたちが未来に希望を持てるような地域になるよう活動してまいります。

沿革

2014年6月設立
2016年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」開設
第1回子どもの未来応援基金助成事業(りんごの家・第1回子ども達のやりたい!やってみようを育てよう)
第1回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」開催(四日市)
第2回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」開催(四日市)
首相官邸での子どもの未来国民運動1周年の集いに参加
2017年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
第3回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」開催(コンフェット鈴鹿平安閣)
鈴鹿市まちづくり応援補助金助成事業(第3回子ども達のやりたい!やってみようを育てよう)
2018年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
「子育て応援サイト“子ども見守り隊”」開設
第2回子どもの未来応援基金助成事業(子ども見守り隊)
第4回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」開催(コンフェット鈴鹿平安閣)
鈴鹿市まちづくり応援補助金助成事業(りんごの家付随イベント)
◇三重県NPOグランプリ敢闘賞受賞
2019年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
「子どもを見守る大人の証“みまもりんごストラップ”」普及活動開始
鈴鹿市まちづくり応援補助金助成事業(みまもりんごストラップ)
第5回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」開催
2020年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
鈴鹿市まちづくり応援補助金助成事業(親子体操)
コロナ禍によりフードパントリー(食品配布)を開催
第6回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」はコロナ禍により中止
とうかい労金子ども未来応援寄付金(ボードゲーム倶楽部)
2021年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
フードパントリー食品配布事業(月1回)実施
子どもの居場所づくり事業部設置
「鈴鹿子ども食堂ネットワーク」発足。すずっこ食堂ネットワーク事務局となる
「みんなの居場所 ラピュタすすか」(不登校支援事業)開設
第7回「子ども達のやりたい!やってみようを育てよう」開催
鈴鹿市まちづくり応援補助金助成事業(“遊べる畑”づくりプロジェクト)
「第20回記念トム・ソーヤースクール企画コンテスト」に選出(“遊べる畑”づくりプロジェクト)
キリン福祉財団地域のちから応援事業(りんごの家)
◇第44回鈴鹿市社会福祉大会 鈴鹿市社会福祉協議会 会長賞
2022年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
フードパントリー食品配布事業(月1回)実施
多世代コミュニケーションの場「ボードゲーム倶楽部」(月2回)と学童保育出前講座の開催
子どもの自然体験事業「自然まるごと体験隊」(月1回)と高学年キャンプ(8月)の開催
「若者食堂“ぴあカフェ”」(月1回)開催
不登校生徒支援事業「みんなの居場所 ラピュタすすか」(週3~4日)と保護者支援事業「ケアミーティング」(年3回)の開催
不登校生徒対象の体験活動(月7回)の実施
不登校生徒対象の学習支援(月1回)の実施【e-board無償提供】
困窮ひとり親家庭に対する訪問型食料配布事業(月2回)の開始
生活に困り感の親子を主な対象とするプレーパーク事業(月1回)の開始
不登校・ひきこもり経験者による不登校生徒へのピアサポート事業の開始
支援対象児童等見守り強化事業<食料訪問支援(月2回)の開始(8月末までの延べ配布数:120世帯・配布量:約600㎏)【鈴鹿市社会福祉業議会委託事業】
不登校生徒向けの起業体験活動・子ども商店街「子ども楽市」事業の開催(4日)
第8回「子どものやりたい!やってみようを育てよう」開催
鈴鹿子ども食堂ネットワーク「すずっこ食堂ネットワーク」事務局
2023年「鈴鹿子ども食堂“りんごの家”」(月1回)開催
フードパントリー食品配布事業(月1回)実施
多世代コミュニケーションの場「ボードゲーム倶楽部」(月2回)開催
子どもの自然体験事業「自然まるごと体験隊」(月1回)と高学年キャンプ(8月)の開催
夕食付学習支援事業の実地(月2回)
農業・調理体験の実施(月2回)
不登校生徒支援事業「みんなの居場所 ラピュタすすか」(週2日)と保護者支援事業「ケアミーティング」(年3回)の開催
不登校生徒対象の学習支援(月2回)の実施
困窮ひとり親家庭に対する訪問型食料配布事業(月2回)の開始
不登校・ひきこもり経験者による不登校生徒へのピアサポート事業の開始
不登校生徒向けの起業体験活動・子ども商店街「子ども楽市」事業の開催(4日)
第9回「子どものやりたい!やってみようを育てよう」職業体験イベント開催
支援対象児童等見守り強化事業<食料訪問支援(月2回)の開始【鈴鹿市社会福祉業議会委託事業】
フードドライブポストの設置・常設4月~(バロー鈴鹿店)
制服リユース事業の開始(11月~週1回)
鈴鹿子ども食堂ネットワーク「すずっこ食堂ネットワーク」事務局
2024年鈴鹿こども食堂“りんごの家”(月1回)開催
フードパントリー食品配布事業(月1回)実施
多世代コミュニケーションの場「ボードゲーム倶楽部」(月2回)開催
子どもの自然体験事業「自然まるごと探検隊」(月1回)と高学年キャンプ(8月)の開催
夕食付学習支援事業の実地(月2回)
夕食付フードパントリーの実施(月2回)
不登校生徒支援事業「みんなの居場所 ラピュタすすか」(週2日)と保護者支援事業「ケアミーティング」(年3回)の開催
起業体験活動「子ども楽市」事業の開催
第10回「子どものやりたい!やってみようを育てよう」職業体験イベント開催
第1回「みらいのたからばこ」職業体験イベント開催
支援対象児童等見守り強化事業<食料訪問支援(月2回)の開始【鈴鹿市社会福祉業議会委託事業】
フードドライブポストの設置・常設3ヶ所
制服リユース事業 毎週水曜日
鈴鹿子ども食堂ネットワーク「すずっこ食堂ネットワーク」事務局

メンバー紹介

理事長岡田聖子
副理事長中村文
副理事長伊藤美枝
理事松井真理子
理事太田貴子
理事中村誠司
理事桐生めぐみ
監事出口祐也

みんなの居場所ラピュタ鈴鹿平野薫
みんなの居場所ラピュタ鈴鹿橋本真一
みんなの居場所ラピュタ鈴鹿岡田侑也

岡田聖子

SYOKO OKADA

理事長

三重県鈴鹿市在住。1児の母。NPO法人shining理事長。ママそらみえ支部代表。介護支援専門員。鈴鹿市男女共同参画審議員(2017~2018年)。鈴鹿市子ども子育て会議委員(2021~2023年)。・子どもアドボカシー専門講座 修了。
古代遺跡が大好きでバックパーカーしていた時にタイの孤児院で知り合ったタイ人の親友がスマトラ沖地震で被災し、音信不通となる。彼女と約束した「子育て支援に情熱を注ぐ」ことを決意する。
老人保健施設で働く傍ら、忙しいママが子育てをしながら輝けるよう2014年6月NPO法人shiningを同じ志を持った仲間と設立。今後の目標は、ママが安心してくつろげ、子ども達が生き生きと出来る場所、地域の人々が気軽に交流できる“第3のおうち”を作ること。

中村文

AYA NAKAMURA

副理事

横浜市在住・シングルマザー。子育てをしていた三重の頃、「どうしてこんなに子育ては孤独なんだろう」と感じていました。そんな時に出会ったのが、タイの孤児院でボランティアを行い、「家族が街で輝ける社会をつくりたい」と願っていた岡田聖子(現・理事長)でした。岡田の“志万人共に学ぶ”という言葉に心を動かされ、NPO法人shiningの立ち上げに加わりました。

現在は横浜を拠点に活動し、日本と海外の子育て支援の違いを見つめながら、“産みにくさ・育てにくさ”の根っこをどう変えていけるかを考えています。

仕事と暮らし、育児と自分の時間——
どちらかを削るのではなく、溶け合わせながら生きる「ワークライフブレンド」を大切に。子どもの自発的な輝きを引き出せる大人でありたい。

そして、誰もが安心して語り合える

“真ん中のテーブル”を見つけることが、今の私のテーマ

伊藤美枝

MIE ITO

副理事

子ども食堂の開設当初から、ご利用頂いてる子どもさんやママ達の様子をみてきました。
子ども食堂では地域の方々から新鮮なお野菜を頂き、手作りの食事を皆で作って一緒に食べること。食器は使い捨てではなく、皆で洗って片付けてと、こだわりを持ちながら、スタッフと話し合い開催してきました。
コロナ禍で自由な生活、世の中の経済情勢が一変し、困難な生活を余儀なくされる子どもたちも多く見られます。子どもたちは当たり前にご飯が食べられる時代に育っています。困ってもなかなかどうすれば助かるかさえ、大きくなっても見つけることが出来ない時代なのかもしれません。せめて「助けて」と声をあげて欲しい。
やはり、こんな時だからこそ、経験と知恵は子どもたちの財産となると確信しております。子どもたちが全力で遊び、たくさんの事を学び、笑顔が溢れ、皆でご飯が食べられたら楽しいねと、夢が膨らんでおります。
地域の皆様との交流の場所で子どもたちとたくさんの事を学び、沢山の知恵と経験を学ぶそんな子どもの居場所づくりを目指しています。

・子どもアドボカシー専門講座 修了

太田貴子

OTA TAKAKO

理事

三重県鈴鹿市生まれ。
グラフィックデザイナー、あみなごみで様々なことをしています。

学生時代より精神疾患を患っており、病気のため仕事にもつけない状態があり、とても落ち込むこともありましたが、どこで相談すれば良いのかも分からず。
話せる場所・気軽に訪れられる場所・相談できる場所などは当時の自分が欲しかったものでもあります。

だから、子ども食堂では、子ども達がのびのびと育つお手伝いが出来ればと思います。
そして病気ではなく「個性」を「強み」にし、「自分らしく生きる」ことが出来るように!そんなイベントをしたり、事業所を立ち上げたい。

中村誠司

SEIJI NAKAMURA

理事

私の好きな言葉は「一隅を照らす」です。別に大きな事はせずとも、自分の周りの自分の出来る事を一つ一つ実行すれば世の中はきっとよくなるという考え方です。言葉にするのは簡単ですが、目の前の人にきちんと耳を傾けて、自分が正しいと思う事を出来る限り実行していきたいと思います。

私が子ども達に願っている事は3つです。

1、挨拶をすること。「ありがとう」「ごめんなさい」をきちんと言える人になって欲しい。

2、相手の気持ちを慮る事ができる人になって欲しい。

3、笑顔が素敵な人になって欲しい。

以上この3つが出来る事を望みます。子どもは未来の宝。皆で暖かく見守っていきたいですね。今後も微力ながら当団体の力添えになれるよう楽しく頑張っていきたいと思います。

・食品ロス削減推進サポーター

・子どもアドボカシー専門講座 修了

桐生めぐみ

MEGUMI KIRYU

理事

三重県鈴鹿市在住。

子どもたちの笑顔と未来を支える居場所作りに取り組んでいます。

ものづくりの楽しさを活かし、創造と優しさがあふれる

地域づくりを目指しています。

・食品ロス削減推進サポーター

・子どもアドボカシー専門講座 修了

法人概要

団体名NPO法人shining
所在地三重県鈴鹿市平田本町1-6-27
設立団体設立:2014年6月(NPO法人:2014年6月)
理事長岡田 聖子
役員理事5名 監事1名
定款PDF PDF PDF

活動報告書

2024年度

2023年度

2022年度

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2020年度

2019年度

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2017年度

2016年度