そもそも介護保険って?
介護保険という言葉を近年よく耳にしますよね?
介護保険制度は平成12年度から始まったまだまだ新しい制度であり、聞いたことはあるけどいまいちよくわからない・・・とかそういえばお給料から天引きされているわ、年金から払っているけど、いつつかうのかしら?と疑問に思っている方も多いはず!
簡単な図に表すとこんな感じになります。(図説は鈴鹿亀山地域のものを使用)
図にするとなんとなくわかりますよね?
ではどんな時に介護保険が使えるのでしょう?
介護保険は保険料を払っている方が誰でもいつでも使えるわけではありません。
介護保険には事前に手続きが必要となります。
大前提として65歳以上ならばきちんと保険料の支払いを行っていれば、原因がどうであれ介護が必要となった場合、要介護認定を申請して、介護サービスを利用することができます。
40歳から払っているのに65歳から?
40歳から65歳の方が介護保険を使うには国が定めた16種類の「特定疾病」を原因とした介護と「医療保険加入者」この2つの条件を満たしたときのみ介護保険を使うことができます。
16種類の「特定疾病」
・初期における認知症
・脳血管疾患
・関節リウマチ
・末期がん
・パーキンソン病関連疾患
・早老症
・骨折を伴う骨粗鬆
・筋萎縮性側索硬化症
・後縦靭帯骨化症
・多系統萎縮症
・閉そく性動脈硬化症
・脊髄小脳変性症
・脊柱管狭窄症
・両ひざ関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
・糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症
・慢性閉塞性肺疾患
あまり聞きなれない病名もありますが、40歳から65歳未満の方が介護保険を使うには、この上記の16特定疾病による原因でなければいけないので、万が一に備えて頭の片隅においておいて下さいね。
明日は介護保険を使うための手続きについてお話ししますね。