賢い介護サービスの選び方
さぁケアマネも決まりました。次はいったい何を考えればいいの…
家族、ケアマネと相談しながらお家で介護するのか?はたまた施設にお世話になるのかしっかり話し合いをし、方向性を決めましょう!
ここでしっかり話し合いをしないとあとで揉める元となります。うちの家族は仲がいいから大丈夫、喧嘩なんかしたことないし。
確かに介護生活が始まるまでは、仲良し家族だったかもしれません。でも揉めるんです!何件も揉める家を見てきました。私の経験上、小さい、大きいはありますが、意見の食い違いから本当に揉めます!
介護は、精神的にも、肉体的にもそして金銭的にも、負担が全くないということは決してありませんから。
賢い介護サービス選び
家族の話し合いと、本人の希望で、在宅介護を選んだとします。
在宅介護で使える介護サービスといえば真っ先に、訪問介護(ヘルパー)が思い浮かぶと思いますがそのほかにも、訪問看護や訪問リハビリ、ディサービス(通所介護)、ディケア(通所リハビリ)などがあります。そして同じサービスでもたくさんの事業所があります。
何を基準に選んだらいいと思いますか?
リハビリをして回復の見込みがあると医師から言われた場合はもちろんリハビリを選択するでしょう。
リハビリにも家に来てくれる訪問リハビリと本人が通う通所リハビリがあります。
日常生活に不便が生じたときは日常生活支援には訪問介護と通所介護があります。
どちらにもメリット、デメリットは存在します。
簡単にメリットをお話ししますと、訪問系は自分の家の中で行うので普段の生活により密着したリハビリテーションや支援が受けれるということ。
通所系は大型の器具や、家にない特別な支援が受けれるということ、つまり訪問系のメリットが、通所系のデメリット、通所系のメリットが訪問系のデメリットとなります。
このメリット、デメリットを考えたうえでまず使う、介護サービスをしぼっていきましょう。
さぁ事業所を選ぼう!
事業所を選ぶときに重要なことは
①絶対に施設訪問、見学をする
②複数の事業所を見る
③事業所の経営母体を知る
④管理者や施設長が福祉の現場を踏んできた人か?
⑤清潔か?(不潔だと感染症のリスクが高まります)
⑥事業所の得意分野を聞く(認知症予防に力をいれていとかレクリエーションに力を入れているとか事業所によりさまざまです。)
⑥こちらの思いにきちんと耳をかたむけてくれるか?
最低でもこの6個の項目は確認しましょう。
疑問や質問、迷ったときはケアマネに相談しましょう。
悔いのない余生を考えましょうね。